たわらノーロードまとめ。SBI証券で申し込みするまでの手順まで

「たわらノーロード」をSBI証券で申し込み、実際に積立するまでの手順を、たわらノーロードについての詳細もまとめて説明します。
まずはインデックス型投資信託で大人気の「たわらノーロード」について徹底的に研究していきます。




たわらノーロードまとめ。の記事の目次10項目

  1. たわらノーロードの特徴
  2. たわらノーロードで選べる商品
  3. たわらノーロード信託報酬比較
  4. たわらノーロード手数料
  5. たわらノーロード取扱証券一覧
  6. たわらノーロードで分散投資を実現
  7. たわらノーロードをSBI証券で購入
  8. たわらノーロードのリスク
  9. たわらノーロードまとめ


1.たわらノーロードの特徴


「たわらノーロード」は2015年12月にDIAM(ダイアム)アセットマネジメント株式会社から新しく販売された投資信託です。
「分かりやすい」「手間がいらない」「低コスト」「低リスク」が魅力のインデックス型ファンドの中でも信託報酬の安さに惹かれ、多くの投資家が選んでいます。

インデックス型ファンドはコツコツとお金を増やしたい投資家が選ぶ金融商品で、「たわらノーロード」のたわらも「俵」から名付けられた商品名です。
五穀豊穣等、富や資産を表しています。まさにインデックス型ファンドにピッタリのイメージですね。

現在、「たわらノーロード」の冠を付けた商品は6種類あります。
「たわらノーロード日経225」「国内債券」「国内リート」「先進国株式」「先進国債券」「先進国リート」の6つで、それぞれベンチマーク(運用する上での目指す指標)がそのまま商品名となっています。日経225なら日本の株式の日経平均株価をベンチマークに運用していく投資信託商品になります。

インデックス型ファンドは中長期運用を目的に購入する金融商品になる為、商品を保有中に毎日差し引きされる信託報酬の金額により将来の資産に何十万円もの差が出てきます。
その点、「たわらノーロード」は並みいるインデックス型ファンドの中でも最安値の信託報酬となっています。後述の信託報酬比較の項目を見て頂ければ分かるように、ほとんどの商品が信託報酬の安さ1位となっています。

現在、他の投資信託を利用している投資家でも信託報酬の安さで乗り換えをするほどの人気です。投資信託初心者から上級者まで選ばれている、インデックス型ファンドの一押しが「たわらノーロード」です。



2.たわらノーロードで選べる商品


投資信託はベンチマークを何にするかによって、同じ「たわらノーロード」でもいくつかの種類に分かれます。2016年2月現在で「たわらノーロード」と名付けられた商品は6種類あります。

低リスクを取るなら「国内債券」、ハイリターンを狙うなら「先進国リート」、分かりやすさなら「日経225」でしょうか。



たわらノーロード商品一覧
商品名 種類 ベンチマーク
たわらノーロード日経225 株式 日経平均株価(日経225)
たわらノーロード国内債券 債券 NOMURA-BPI総合
たわらノーロード国内リート リート 東証 REIT 指数(配当見込み)
たわらノーロード先進国株式 株式 MSCI コクサイ・インデックス(円換算ベース、配当見込み、為替ヘッジなし)
たわらノーロード先進国債券 債券 シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)
たわらノーロード先進国リート リート S&P 先進国 REIT インデックス(除く日本、円換算ベース、配当見込み、為替ヘッジなし)


「たわらノーロード日経225」は、日経平均株価の値動きに連動した投資信託商品です。日経平均株価は日経225という別の言い方もあるとおり、日本の主要な株式の225銘柄の平均値を指数としています。よく、ニュースでも「今日の日経平均は~」と放送しているのを聞いたことがあると思います。
日本人にとって馴染みの多いベンチマークの商品であるので、初心者でも購入しやすい商品が「たわらノーロード日経225」です。


同じ株式に投資運用する商品でも外国の株式に投資するのが「たわらノーロード先進国株式」です。外国の株式をベンチマークにしているためリスクは高まりますが、その分リターンも期待出来ます。


円換算ベースとは、実際に取引している外貨を円に換算することを言います。

為替ヘッジとは、為替の変動による外貨資産の円ベースの価値の変動を回避することを言います。為替ヘッジなしなら、為替の変動によって円ベースの価値が変化してしまうということになります。 




「たわらノーロード国内債券」と「たわらノーロード先進国債券」は、債券に投資する商品となります。債券とは、国が投資家に対して発行するもので、いわばその国の借金です。国が相手なので確実に返してもらえるお金で、さらに利息がつくので確実性の高い投資先となっています。

リスクは少ないのですが、先進国の債券に投資する商品はリスクは大きめとなっています。





「たわらノーロード国内リート」と「たわらノーロード先進国リート」は不動産投資の商品です。配当収入が見込める商品で長期運用には向いていますが、大地震等が発生したら大きな損失がでます。
また、先進国リートは為替の影響も受けるので投資信託初心者には難しい商品と言えます。



3.たわらノーロード信託報酬比較


インデックス型ファンドは、アクティブ型ファンドに比べて信託報酬がとても安いが特徴のひとつです。「たわらノーロード」は、そんなインデックス型ファンドでもほとんどの商品が信託報酬の安さでNO.1を誇っています。
信託報酬の安さは長期的に資産を運用していく上で1番大事な要素になってきます。それでは、「たわらノーロード」の人気の秘密でもある信託報酬を詳しく見ていきましょう。


◇信託報酬の計算方法
純資産(投資信託全体の財産) × 信託報酬%  = 毎日引かれる 
純資産も毎日変動しますが、「たわらノーロード 国内債券」の今日の純資産が7,000万円とするなら、7,000万円×0.0000045% = 3.15円が引かれる計算になります。 
信託報酬は純資産から差し引きされるため、直接手数料のような感じでお金を取られるわけではありません。 例えば、「たわらノーロード 国内債券」の信託報酬は年間0.16%です。信託報酬は毎日差し引きされるので、0.16%を365日で割ると0.0000045%が毎日引かれることになります。



■投資信託業界の屈指の信託報酬の安さ!

投資信託業界の信託報酬平均0.77%に対して、たわらノーロードシリーズの信託報酬平均が0.24%

■ライバルとのたわらノーロード信託報酬比較

たわらノーロード商品一覧
種類 たわらノーロード ライバル
国内株式 0.193% 日経225 インデックスe 0.187%
国内債券 0.147% ニッセイ国内債券 0.147%
国内リート 0.294% ニッセイJリート 0.331%
グローバル株式 0.220% ニッセイ外国株式 0.239%
グローバル債券 0.202% ニッセイ外国債券 0.202%
グローバルリート 0.349% EXE-i グローバル REIT 0.368%

※赤字は最安値。消費税抜きの表記。


「たわらノーロード」が販売されるまでは、「ニッセイ」のシリーズがほとんどすべての商品で信託報酬最安値を記録していましたが、「たわらノーロード」はニッセイに対抗して販売されたであろう投資信託なので、さらに最安値の信託報酬を記録しています。

国内株式の投資信託商品である「三井住友TAM - インデックスe」は2016年1月から販売された商品で、同じ日経平均をベンチマークとしている「たわらノーロード 日経225」を上回る最安値を記録しています。
インデックス型ファンドは、各社、信託報酬の価格値下げ合戦になっているので私たち投資家側の立場からすればうれしいことです。

信託報酬は値下げ、値上げされることがあるので注意深く動向をみていかないと思わぬ勘違い、損をする可能性もあります。



4.たわらノーロード手数料



「たわらノーロード」の投資信託商品関する各種手数料も知っておきましょう。


  • 購入手数料0円
  • 換金手数料0円
  • 信託財産留保額0円

基本的には信託報酬以外のコストはかかりません。

信託財産留保額とは、投資信託を売る時にかかる手数料のようなものです。途中で信託報酬を解約(つまり売る)するとペナルティとして、信託報酬の資産にペナルティ代を残してから解約となります。
「たわらノーロード 」では、信託財産留保額0円なので解約時に余計な費用はかかりません。




5.たわらノーロード取扱証券一覧



「たわらノーロード 」はすべての証券会社で販売しているわけではありません。基本的にはネット証券でのみの販売となっています。低信託報酬の投資信託は運用コスト面でネット販売が主になっているようです。


たわらノーロード取り扱い証券
証券会社 備考
SBI証券 私も利用している証券会社です。
楽天証券 楽天銀行でも販売しています。
マネックス証券 SBIと並んでネット証券の有名どころです。
カブドットコム証券 CMでもお馴染みのネット証券です。


選んだ証券会社によって「たわらノーロード」の商品自体が変わるわけではありません。現在使っている証券会社で取り扱いがないなら、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券のいずれかで口座開設をしないと申込できないので注意して下さい。



SBI証券に申込みするなら資料請求も無料で出来ます。SBI証券なら「たわらノーロード」以外にも2,000本を越える投資信託商品を取り扱っています。
特に国内株式商品の信託報酬で最安値の「三井住友TAM-インデックスe」は現在SBI証券でしか取り扱っていません。とことん信託報酬最安値にこだわるならSBI証券がお勧めです。



6.たわらノーロードで分散投資を実現


「たわらノーロード」の商品を使って、分散投資のシミュレーションをしてみたいと思います。6種類の商品は、国内債券→日経225→先進国債券→先進国株式→国内リート→先進国リートの順番にリスク、リターンともに大きくなります。


例えば100万円の投資金すべてを先進国リートに投入すればリスク大きいけれどもリターンも多いに期待出来る投資方法になります。
「たわらノーロード」等のインデックス型ファンドは長期運用を目的にしている金融商品なので、ハイリターンを望むならアクティブ型ファンドへの投資をお勧めします。

分散投資とは、100万円ある投資金をそれぞれの商品のリスクやリターンを考慮し投資配分を決める投資方法です。「たわらノーロード」は6種類の商品があるので、それぞれの投資配分の割合の増減で計画的に資産運用が出来ます。

「リスクを多く取れるなら、リートや株式を多めに。」
「長期的にコツコツ稼ぎたいなら債券の商品の配分を多くする。」

とれるリスクに合わせて商品を組み合わせれば、自分だけのポートフォリオが完成します。さらに、「たわらノーロード」 以外の投資信託を組み合わせすることも出来るので、資産の増減に合わせてどんどんポートフォリオも変更していきましょう。



7.たわらノーロードをSBI証券で購入


  1. SBI証券で口座開設
  2. NISA口座も開設
  3. SBI証券にログイン
  4. [投信]タブを選択
  5. 投資信託を探すから[たわらノーロード]と入力
  6. 商品を選ぶ
  7. [金額買付]を選ぶ
  8. 目論見書を確認
  9. 投資金額と取引パスワードを入力
  10. 購入完了


SBI証券で口座開設したなら、早速「たわらノーロード」を購入していきましょう。2023年までならNISA口座での運用をお勧めします。NISA自体がインデックス型ファンドでの利用を想定したようなもので、「たわらノーロード」とも相性は抜群です。
年間120万円までの投資額で得た利益に対して非課税になるのがNISAの特徴です。詳細は当ブログのNISAについてのページをご確認下さい。申込の方法まで記載しています。


NISA(ニーサ)って何?!株初心者でもすぐに分かるNISAの解説と手続きの手順



SBI証券のホームページからログインします。ユーザーネーム、ログインパスワードは口座開設時に封書で送ってきます。
ログインしたら、[投信]のタブを押し、検索窓に「たわらノーロード」と入力します。


「たわらノーロード」の商品一覧が表示されます。私が検索した時は何故か「日経225」の商品がなかったです。私は「三井住友TAM-インデックスe」で国内株式の投資信託をするので問題ないのですが。



[金額買付]を選択します。[口数買付]ならその時の評価額を1口として購入する形になります。
買付を選ぶと目論見書を確認します。





投資金額と取引パスワードを入力すれば購入完了です。必要に応じて、他の商品も買付して投資信託のポートフォリオを完成させましょう。





[積立買付]を選べば、月500円から各商品に積立も出来るのでぜひ活用してみて下さい。



8.たわらノーロードのリスク


「たわらノーロード」の広告にリスク表が載っていたので掲載しておきます。どの商品でも様々なリスクがあることが分かると思います。


たわらノーロード投資リスク
種類 株価変動リスク 流動性リスク 信用リスク 金利リスク 為替リスク リート価格変動リスク
日経225
先進国株式
国内債券
先進国債券
国内リート
先進国リート





9.たわらノーロードまとめ



「たわらノーロード」は低水準の信託報酬から長期運用に向いているインデックス型ファンドです。
ほぼ全ての商品で信託報酬低価格のNO.1であることからもその実力が分かっていただけると思います。
今後も新しい商品の「たわらノーロード」シリーズを増やしていく方針のようなので、当ページも追記、加筆を加えていきたいと思います。


DIAMアセットマネジメント株式会社 たわらノーロードコールセンター 0120-506-860
[受付時間] 営業日 9:00~17:00

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