失敗しない初心者の株の銘柄の選び方

株取引で月に10万円を稼ぐには1日に3000円〜4000円の利益を出す必要があります。株の投資は中長期的に何百万円も投資し、莫大な利益をあげることも可能ではありますが、株初心者がいきなり全財産を賭けるような取引をするのは危険すぎます。

月に10万円を稼ぐなら、色々な銘柄に細かく投資し短いスパンで決算して数千円単位で利益を出していく方法がベストです。分散投資の要領で仮に1つの銘柄で損益を出しても他で補いトータル的に利益を出していきましょう。


まずは1日平均3000円を目標に株を買う


どんな物事でもそうなのですが、まずは目標を設定しないと成功しません。特に短期的に株を取引する投資方法はついつい株価が上昇し続けているからと言って欲をだし、より高い利益を追い求めると失敗します。これを防ぐにはあらかじめ目標となる金額を決めておき、目標金額に達した時点ですぐに決算し深追いしない事が大切です。

株取引では指値という便利なシステムがあります。あらかじめ設定した金額に株価が達っした時に自動的に決算するシステムです。上手く使う事で損益も最小限に抑える事が出来ます。

成行、指値どちらで価格を決めるのがいいのかな?!


成行と言う価格の決め方は、株価の変動に合わせて好きなタイミングで決算が出来ますが、短期的な株の取引には向いていません。つい欲を出し、もう少しもう少しと言っている間に損益が膨らむ事は多々あります。
様々な銘柄に短期的に分散投資する投資方法ならやはり、指値がいいです。


銘柄の選び方ですべてが決まります!


短期、長期問わずに投資する銘柄によって利益が生み出す事が出来るかどうかが決まります。株のベテランなら株価の変動を示すチャートを見たり、世界や日本の情勢から銘柄を決める事も出来るかも知れませんが、私のような投資初心者にはチャートを読み取る力も情勢を見抜く能力もありません。

株初心者が銘柄を選ぶなら、確実に株価が上昇するか下降するかが分かっている銘柄に限られてきます。その中でも比較的情勢が分かりやすい日本でよく知られている銘柄がベストです。
例えば、福島の大地震の後は原発事故の影響を受け、各電力会社の株価が影響を受けました。また原発再稼動の時には、関西電力の株価が上昇しました。
一時的な株価の動きなら株初心者でも読み取れる銘柄は必ずあります。ある程度の社会的な常識さえあれば狙い目となる銘柄が見えてくるはずです。

 銘柄コードの知識


別に覚えておく必要はありませんが、株の銘柄には必ず銘柄コードが付いています。4桁の数字で各銘柄によって異なります。おおまかに業種分けされていて銘柄一覧等で、あいうえお順でなく銘柄コード順に一覧する事もあります。

  • 1300〜は農林水産
  • 1500〜1699は鉱業
  • 1700〜1999は建築
  • 2000〜2999は食品
  • 3000〜3599は繊維製品
  • 3700〜3999はパルプ・紙
  • 4000〜4999は化学・医薬品
  • 5000〜は石油・石炭
  • 5100〜はゴム
  • 5200〜5399は窯業
  • 5400〜5699は鉄鋼
  • 5700〜5899は非鉄金属
  • 5900〜は金属製品
  • 6000〜6499は機械
  • 6500〜6999は電気
  • 7000〜7499は輸送用機械
  • 7700〜7799は精密機械
  • 7800〜7999はその他製品
  • 8000〜8299は商業
  • 8300〜8599は銀行・ノンバンク
  • 8600〜は証券・先物
  • 8700〜は保険
  • 8800〜は不動産
  • 9000〜は陸運
  • 9100〜は海運
  • 9200〜は空軍
  • 9300〜は倉庫・運輸
  • 9400〜は情報通信
  • 9500〜は電気・ガス
  • 9600〜9999はサービス

例えば9503なら関西電力です。


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