2016年の結果

2016年は株式投資を始めて最初の年でしたが、収支的にはマイナス40万という結果となりました。
勉強不足、資金不足も原因とは思いますが、私自身のセンスのなさも痛感しました。

買えば下がり売れば上がるという初心者にありがちな失敗を繰り返しましたね。

●高い所で買い、安い所で売ってしまった
●損切りせず含み損20%超えてから損切り
●マザーズ系の銘柄に手を出しすぎた
●チャイナショック、EUショック、トランプショックがあった

他にも負けた要因はZMP関連銘柄ばかり投資していた為、年末のZMP上場延期でいっきに損がでたのが痛かったですね。来年はプラスにしたいですね。


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ストップ高の次の日の株は買うと痛い目にあいます

株式投資をはじめて、2カ月目にして自分の保有する株の銘柄がストップ高まで上がりました。有頂天で利益確定した後、明日も上がると思い再度、ストップ高で買い直しました。
その結果を報告します。

ストップ高とは、株価が1日に上昇する金額の限界値の事。ストップ高になると基本的には売り買いが出来なくなります。6000円台の株価のストップ高は1,000円。7,000円台なら1,500円までとストップ高の金額も変わります。ストップ高とは反対に下がる限界値をストップ安と言います。


ストップ高の次の日は60%の銘柄は前日より株価が上がる?!


インターネットでストップ高の次の日の株価で調べると色々な情報が出てきますが、一説には、60%の確率で次の日も株価が上がる様です。ただ、上がるといっても一時的に株価が前日を上回り、終値は前日を下回る場合も含まれていると思います。

普通に考えれば、特に大きな材料もなく株価がストップ高になったなら、次の日は適正株価に戻るために株価が下がるのは理解出来るのですが、ストップ高を味わうと理性がなくなり、自分に都合のよい思考に陥ってしまいます。


含み損、60,000円!ストップ高の次の日は危険かも


私はアイサンテクノロジー(4667)でストップ高をはじめて味わいました。ストップ高は元々の株価によりストップになる株価が決まり、アイサンテクノロジーは前日6470円が終値だったので7470円がストップ高でした。

ストップ高の日は早々に利益確定したので60,000円しか儲からなかったのですが、株初心者の私には十分な金額でした。

利益確定に気が大きくなり、明日も株価が上がると勝手に思い込み、ストップ高で再度買い直しをしました。
ストップ高でも売りが多くなってくると再び、取引が出来る様になり買う事が出来ます。

大幅利益確定で気が大きくなったのが、危険な取引のはじまりだったのかもしれません。


ストップ高の次の日は高値は一時、下がりまくり!


ウキウキでストップ高の次の日を迎えたのですが、8時過ぎからの気配値からすでに怪しい感じ。いざ、9時になると前日終値7470円から大きく値振れして、一時的的に7620円の高値を付けました。

「こりゃ、今日もストップ高かな。」

呑気にしていると、昼の後場からは下がる一方に。

「ひぇ、含み損がマイナス60,000円になってしまった!」

さすがに前日の利益が0になってしまう損切りは出来ずに塩漬け覚悟で放置をする事に。


結局、ストップ高の次の日の終値は7220円。ストップ高の7470円よりマイナス250円となってしまいました。


ストップ高の次の日は早めの利益確定、損切りが大事


結果からも分かるように、ストップ高の次の日は余程の好材料がなければ、連日ストップ高は期待出来ないので早めの利益確定、損切りが大事ですね。
私もプラスで利益確定をするチャンスはあったのですが、欲張って含み損が膨らんでしまいました。

ストップ高が連日繰り返す可能性もあるのかもしれませんが、私のような株初心者はストップ高をした銘柄には手を出さない方が賢明です。


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やっとプラス収支になりました。私の投資日記 第8回目

前回の投資で優待をゲットしましたが、その後、優待をゲットしたオリックス(8591)をしつこく保有しつづけたため、約11,000円の損切りをするはめになりました。
ふるさと優待でお肉やジャムがもらえるとは言え、とても高いジャムになってしまいました。


優待株をしつこく保有しつづけると大きな損をするリスクがある


格言風の見出しですが、今回の損切りはまさに保有しつづけたことによるものでした。
権利落ち日でもオリックスの株価は上がりつづけ、直近の高値でもある1,648円まで上昇し、保有しつづけていた株も当然、4,000円を超える含み益をだしていました。


「優待ももらえて、株価も上昇とはいい株だなぁ。」


呑気に保有しつづけていると、株価はじわじわ下降していきました。


「下がってきたけど配当金もあるから、まだ損はしていないぞ。どうせ、また上がるだろう。」


しかし、思惑とは別に株価は購入金額を割り、ここで信用売りを入れました。
現物買いと信用売りを両建てする手法は、下落する株価をコントロールするのに使われるもので、下がろうが、上がろうが2つのポジションが同じようにプラスマイナスの利益、損益がでるため株価に左右されずポジションを保有することが出来ます。

ただ、どちらかのポジションをはずす時に必ず損切りをしないといけないのと、その後の値動きによりリスクは発生します。

信用売り、買いを繰り返し利益をコントロールしようとした結果、

約11,000円の損切りをするはめに。とほほっ。



                   


思惑買いの豆蔵ホールディングス(3756)で最大の損切り


オリックスと平行して取引をしていたのが、豆蔵ホールディングス(3756)です。
株仲間から、株マイスターという情報サイトから10万円で購入した情報を無料でもらったのが、この豆蔵ホールディングスなのですが、見事に思惑ははずれ大きな損切りをするはめになりました。

近々、臨時株主総会で未公開の重大発表があり、その発表後の株価上昇を期待しての思惑買いだったのですが、結局、臨時株主総会はまたも延期になり、ジークホールディングスという豆蔵の関連子会社が外国の株式市場から上場廃止というマイナス情報が同時期に発表され株価は下落してしまいました。

しつこく保有しつづけた結果、マイナス14,800円もの損切りをしてしまいました。

しかし、10万円もの情報量を取ってこの情けない結果に、他人の情報に惑わされてはいけないということがよく分かりましたが、なかなか高い授業料となってしまいました。



西松屋チェーン(7545)で2,700円の利益確定!


豆蔵ホールディングスの失敗で株投資をはじめてから1ヵ月半ではじめてトータル収支がマイナスとなってしまいました。

めげずに、西松屋チェーン(7545) の業績結果が増益の情報を仕入れ(仕入先は株のスマートフォンアプリ)、前日に仕込み、翌朝すぐに売り切りました。
以前までは、含み益が多くなると、しつこく保有しつづけて株価が下降し、結局少ない利益で確定するという悪循環を繰り返していたので、今回は即決断しました。
その後、西松屋チェーンの株価は下降していったので、その日の高値に近い株価で利益を確定出来て満足です。


ゴールドウイン(8111)で7,300円の利益確定!


ゴールドウイン(8111)は、スパイバーという非上場企業に30億円を出資した衣料品系の銘柄です。
ノースフェイス等のブランドでも有名です。

ちなみにスパイバーは蜘蛛の糸を再現できる技術をもっている山形県の企業で、このスパイバーが上場すれば、ゴールドウインの株価も大きく上がると言われています。

スパイバーの上場は2015年からずっと言われていますが、2016年4月初旬の時点でも未上場のままです。


今回の購入はスパイバーの上場ではなく、株価が直近の底値に近づいたので、反発を期待しての買いです。これも前日に仕込み、翌朝すぐに利益確定させました。





  • 利益確定は迷わない、迷っているうちに株価は下がる!
  • 前日の14時59分に仕込む!

だんだん自己流ながら株取引のルールが見えてきたので、目標とする毎月10万円を稼ぐのも夢でないかな?!

株の配当金と株主優待をゲットしました!私の投資日記 第7回 

株式投資には、株価の上下で稼ぐだけでなく、株主優待と配当金で稼ぐ方法もあります。
私も株初心者ながら、早速株主優待と配当金の権利を得たので報告します。


株主優待とは何?


株主優待とは、少ない株数でも保有していれば、その銘柄の商品券やギフトカード等が貰える制度です。私のような少額の株投資家にとっては確実に利益をだせるメリットがあり、かつ少額で得られるのが魅力です。

多くの株数を保有することで、優待の内容がパワーアップする銘柄もありますが基本的には100株保有で優待がもらえる銘柄を200株保有したからといって、優待も2倍になるわけではありません。



株の配当金とは何?


株の配当金とは、その銘柄によりことなる指定された月の権利確定日にその銘柄の株を保有しておくことで、配当金というお金がもらえる制度です。

株主優待も同じなのですが、決算月の決算日の4営業日前までにその銘柄の株を保有しておくことで配当金を得ることができます。配当金を得ることができるギリギリの日を[権利確定日]といいます。また、翌日の配当金を得る権利がなくなった日を[権利落ち日]といいます。



2016年3月の私が得た株主優待と配当金


今回、私が得た株主優待と配当金を紹介します。


  • オリックス(8591)で株主優待と配当金
  • 豆蔵ホールディングス(3756)で配当金

オリックス(8591)は100株保有していたので、ふるさと優待という地方の物産品を選らべる優待がもらえます。また、配当金として1株あたり23円もらえるので、2,300円(実際には税金等で減額されます)が配当金としてもらえます。

豆蔵ホールディングス(3756)は200株保有していたので、配当金がもらえます。
1株あたり9円の配当金なので、1,800円が手に入ります。

株主優待、配当金ともに3カ月後にもらえるようなので今から楽しみです。


私の密かな目標は毎月配当金が入る仕組みを作り、安定した収入を得ることなので、うまく配当金を利用して仕組みが作れれば、株で毎月10万円稼ぐ目標も達成できそうです。

絶対に損をしない?!現物買いと信用売りの両建てで株式投資!

株式投資をはじめて慣れてくると、自分なりに新しい株取引の手法を考えるようになります。
私も株初心者なりに思いついた投資方法があるのでが、すでにサヤトリトレードとして手法が確立していましたので、具体的な手法を紹介していきたいと思います。


サヤトリトレード、買いと売りの両建てで損をしない手法


サヤトリトレードは買いと売りを同じ銘柄で購入し、株価の動きに合わせて片一方を損切りする投資方法です。

サヤトリトレードの利点としては株価の動きをじっくり見定めることが出来るので、株初心者にありがちな

「上がると思ったら下がった!」

「下がると思ったら上がった!」

という逆の値動きをした時に対処が簡単にでき、その後の値動き次第で儲けの幅も期待できる点です。

サヤトリトレードの欠点は、必ず損切りが発生するため、本来の買い一辺倒、売り一辺倒の購入に比べると利益が減少してしまう点です。後は、売り買いのタイミングがどうしてもずれてくるため、ずれによる損益の発生のおそれもあります。



サヤトリトレードの銘柄選び


サヤトリトレードをする際に選ぶ株の銘柄は値動きの激しい銘柄か、規則的な値動きをする銘柄です。一方的に上がる、下がるが分かっている銘柄ではサヤトリをする必要性がありません。
勿論、値動きが予測しきれないため、保険として買いと売りを両建てする考えなら、一方的な値動きをする銘柄でもサヤトリを利用してもいいと思います。
またある程度大きく値動きをする銘柄を選んでおかないと、サヤトリの利益よりも手数料がかかってしまい、儲けが少なすぎて株取引のうまみがなくなってしまいます。

個人的には、保険として使い損益を最小限に減らせればいいなと思います。



サヤトリトレードは必ずデイトレードで


サヤトリトレードは必ずその日のうちに両建てのどちらかを損切りするか、両方約定させてポジションを手放しましょう。
思うように株価値動きせう、両建て共、次の日に持ち越してもいいのですが、信用売りは長く保有していると[追証]のリスクがつきまといます。

追証とは、信用売りの株が含み損益をだした時に、証券会社の口座に追加で資金を投入しないと、自動的に決算されてしまいます。

サヤトリトレードの肝である信用売りについて


信用売りは、サヤトリトレードをするためには必要な取引方法となります。
証券口座にある資金を使って株を取り引きする方法を現物買い、現物売りというのに対して、信用買い、信用売りは資金を使わず株の取引が出来る方法と言えます。

具体的には信用買いは証券口座にある資金の約3倍までの資金を使って株の買い注文が出来ます。
信用売りは現物売りと違い、その株を保有していないのに株を売り注文できる方法です。
現物がない(株を保有していない)のに売れるので空売りとも言われています。


具体的なサヤトリトレードの例


例えば、1株1,000円の株価の銘柄を100株で購入します。
次に、同じ銘柄を100株信用売りで購入します。

仮に株価が1,001円になると、買い注文分は10,010円となり、信用売り注文分は9,990円となります。
仮に株価が1,100円になれば、買い注文分は11,000円となり、信用売り注文分は9,000円となります。
両建ての状態なら株価がいくら動いても儲けは0円です。このまま約定しても株注文の手数料だけを取られるだけで何のメリットもありません。

そこで株価が1,010円になったなら、買い注文はそのままに、信用売り注文を9,900円で手放し損切りします。この時点で損切り分マイナス100円となりますが、その後、株価が1,100円まで上がり、買い注文分を約定させれば1,000円の利益がでます。


1,000円 - 100円 = 900円の利益となりました。


ポイントは値動きをよく見て判断しないと、両建てとも損切りしてしまうはめになり大きな損益を出す可能性があるので注意して下さい。
片一方を損切りするタイミングがサヤトリトレードではとても大事になってきます。


サヤトリトレードを使って優待をタダでもらう方法


両建てするサヤトリトレードを使えば、ほぼノーリスクで株の優待をゲット出来ます。
株を注文する手数料等を差し引いても、優待の利益の方が大きい場合は権利確定日に両建てし、次の日の権利落ち日に両建てとも手放せば、少しの差で損をしても優待がもらえるのはうれしいものですよね。

同じ手法で配当金を狙うのも一興かと思います。



サヤトリトレードまとめ


サヤトリの一番難しいところは、同じ株価で買いと売りを両建てすることではないかと思います。

家族で証券口座を2つ以上作り、スマートフォン等で同時注文すれば同じタイミングで両建てが可能ですが、多少ずれても大きく株価が動いてくれれば、多少のずれによる損益は気にならないと思います。