株初心者の株取引における定石、常識などのまとめ

株取引における定石や常識などが株初心者なりに分かってきたので、まとめてみました。
眉唾ものの情報から、「なるほど!」となる情報まで参考程度にみて頂ければ幸いです。


  • 毎週水曜日は日経平均株価(日経225)が下がる!?
  • 月曜の朝一番は株価が上がる!?
  • 細かい値動きで小銭を稼ぐ【スキャルピング】はなかなか有効!
  • 株を買ったら、必ず株価が下がる理由

毎週水曜日は日経平均株価(日経225)が下がる?!


株価が上がる特別な材料(景気回復のニュースや政府の施策等の発表)がない限りは毎週水曜日は株価が下がる可能性が高い様です。

株価の上げ下げは、株を買う方が多ければ上がり、株を売る方が多ければ下がるのですが、水曜日は株を売る方が多いので株価が下がります。

株には信用取引で売り買いできるシステムがあるのですが、信用売り買いをしている投資家は含み損が膨らむと【追証(おいしょう)】といって、お金を納めないとそのポジションを維持する事が出来なくなります。

追証とは、信用取引で保有しているポジションに含み損が発生した時に、委託保証金(自分の資金を保証金として行うのが信用取引で、その資金を元に割り出した保証金が委託保証金)が含み損分だけ減額されます。
委託保証金が一定の水準を割り込むと、そのポジションを維持するために追加で自分の資金を口座に入れて委託保証金を上げなければいけません。この行為を追証と言います。

追証が発生すると、翌々日の営業日の15:30までに資金を追加し委託保証金を上げるか、そのポジションを手放すかを選ばなければいけません。
仮に追証を無視していると証券会社の方で勝手にポジションが決算されてしまいます。

翌々日の営業日までにというのがポイントで、金曜日に保有したポジションに含み損が大きくなった時に追証が発生すると土日は営業日ではないので、火曜日までに資金を追加しないといけません。
一般的に株の取引は週明けの月曜日からスタートする投資家が多いので、月曜日に発生した追証は翌々日の水曜日までに解消しないといけません。
追加資金がない投資家は、水曜日にポジションを手放すしかないので、株を売ってしまい株価下落の要因となります。

多くの投資家が同じ状況になりやすいのが、毎週水曜日のため、日経平均株価も下がりやすいと言われています。



月曜の朝一番は株価が上がる!?



これも土日が株式の取引がお休みとなるため、休み明けの月曜の朝一番はどんな株の銘柄でも株価の値動きが激しくなります。ただし、10:00くらいには落ち着きだすので注意して下さい。



細かい値動きで小銭を稼ぐ[スキャルピング]はなかなか有効!



その日のうちに株の購入から決算までを終わらせる投資方法を[デイトレード]と言います。デイトレと略語で言われることも多いですが、そんなデイトレの中でも[スキャルピング]は少しの値動きで決算していく投資方法となります。

私の場合は100株程度の少ない株数で+1,000円程度で利益を確定させ、逆にマイナスの時は400円程度で損切りをしていきます。取引手数料や課税20%等も考慮しないと+で利益を確定させたのに、手数料で逆に損をしてしまうこともあるので注意が必要です。

一日、1,000円単位の稼ぎであればスキャルピングはなかなか有効な投資方法だと思います。
ただ、金額が小さすぎるので投資というには少し気恥ずかしいのが玉にキズです。



株を買ったら、必ず株価が下がる理由


株価が上がると予想した株の銘柄を買った瞬間、株価が急に下がりだすことは株式の取引をしていると結構な頻度で遭遇する、株式あるあるのひとつです。
詳しい理由は分かりませんが、370円や1,200円等キリのいい数字で株を売り買いすることが一般の投資家には多いと思います。なかなか364円や1,114円で売り買いはしないと思います。

ほとんどの一般投資家はキリのいい金額で取引するので、そのキリのいい数字を狙って投資機関が株価操作をしているのではと勝手に推測しています。
本当に株を買ったら、必ず株価が下がる理由が分かれば常勝間違いなしなのですが。


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