絶対に損をしない?!現物買いと信用売りの両建てで株式投資!

株式投資をはじめて慣れてくると、自分なりに新しい株取引の手法を考えるようになります。
私も株初心者なりに思いついた投資方法があるのでが、すでにサヤトリトレードとして手法が確立していましたので、具体的な手法を紹介していきたいと思います。


サヤトリトレード、買いと売りの両建てで損をしない手法


サヤトリトレードは買いと売りを同じ銘柄で購入し、株価の動きに合わせて片一方を損切りする投資方法です。

サヤトリトレードの利点としては株価の動きをじっくり見定めることが出来るので、株初心者にありがちな

「上がると思ったら下がった!」

「下がると思ったら上がった!」

という逆の値動きをした時に対処が簡単にでき、その後の値動き次第で儲けの幅も期待できる点です。

サヤトリトレードの欠点は、必ず損切りが発生するため、本来の買い一辺倒、売り一辺倒の購入に比べると利益が減少してしまう点です。後は、売り買いのタイミングがどうしてもずれてくるため、ずれによる損益の発生のおそれもあります。



サヤトリトレードの銘柄選び


サヤトリトレードをする際に選ぶ株の銘柄は値動きの激しい銘柄か、規則的な値動きをする銘柄です。一方的に上がる、下がるが分かっている銘柄ではサヤトリをする必要性がありません。
勿論、値動きが予測しきれないため、保険として買いと売りを両建てする考えなら、一方的な値動きをする銘柄でもサヤトリを利用してもいいと思います。
またある程度大きく値動きをする銘柄を選んでおかないと、サヤトリの利益よりも手数料がかかってしまい、儲けが少なすぎて株取引のうまみがなくなってしまいます。

個人的には、保険として使い損益を最小限に減らせればいいなと思います。



サヤトリトレードは必ずデイトレードで


サヤトリトレードは必ずその日のうちに両建てのどちらかを損切りするか、両方約定させてポジションを手放しましょう。
思うように株価値動きせう、両建て共、次の日に持ち越してもいいのですが、信用売りは長く保有していると[追証]のリスクがつきまといます。

追証とは、信用売りの株が含み損益をだした時に、証券会社の口座に追加で資金を投入しないと、自動的に決算されてしまいます。

サヤトリトレードの肝である信用売りについて


信用売りは、サヤトリトレードをするためには必要な取引方法となります。
証券口座にある資金を使って株を取り引きする方法を現物買い、現物売りというのに対して、信用買い、信用売りは資金を使わず株の取引が出来る方法と言えます。

具体的には信用買いは証券口座にある資金の約3倍までの資金を使って株の買い注文が出来ます。
信用売りは現物売りと違い、その株を保有していないのに株を売り注文できる方法です。
現物がない(株を保有していない)のに売れるので空売りとも言われています。


具体的なサヤトリトレードの例


例えば、1株1,000円の株価の銘柄を100株で購入します。
次に、同じ銘柄を100株信用売りで購入します。

仮に株価が1,001円になると、買い注文分は10,010円となり、信用売り注文分は9,990円となります。
仮に株価が1,100円になれば、買い注文分は11,000円となり、信用売り注文分は9,000円となります。
両建ての状態なら株価がいくら動いても儲けは0円です。このまま約定しても株注文の手数料だけを取られるだけで何のメリットもありません。

そこで株価が1,010円になったなら、買い注文はそのままに、信用売り注文を9,900円で手放し損切りします。この時点で損切り分マイナス100円となりますが、その後、株価が1,100円まで上がり、買い注文分を約定させれば1,000円の利益がでます。


1,000円 - 100円 = 900円の利益となりました。


ポイントは値動きをよく見て判断しないと、両建てとも損切りしてしまうはめになり大きな損益を出す可能性があるので注意して下さい。
片一方を損切りするタイミングがサヤトリトレードではとても大事になってきます。


サヤトリトレードを使って優待をタダでもらう方法


両建てするサヤトリトレードを使えば、ほぼノーリスクで株の優待をゲット出来ます。
株を注文する手数料等を差し引いても、優待の利益の方が大きい場合は権利確定日に両建てし、次の日の権利落ち日に両建てとも手放せば、少しの差で損をしても優待がもらえるのはうれしいものですよね。

同じ手法で配当金を狙うのも一興かと思います。



サヤトリトレードまとめ


サヤトリの一番難しいところは、同じ株価で買いと売りを両建てすることではないかと思います。

家族で証券口座を2つ以上作り、スマートフォン等で同時注文すれば同じタイミングで両建てが可能ですが、多少ずれても大きく株価が動いてくれれば、多少のずれによる損益は気にならないと思います。
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