ストップ高の次の日の株は買うと痛い目にあいます

株式投資をはじめて、2カ月目にして自分の保有する株の銘柄がストップ高まで上がりました。有頂天で利益確定した後、明日も上がると思い再度、ストップ高で買い直しました。
その結果を報告します。

ストップ高とは、株価が1日に上昇する金額の限界値の事。ストップ高になると基本的には売り買いが出来なくなります。6000円台の株価のストップ高は1,000円。7,000円台なら1,500円までとストップ高の金額も変わります。ストップ高とは反対に下がる限界値をストップ安と言います。


ストップ高の次の日は60%の銘柄は前日より株価が上がる?!


インターネットでストップ高の次の日の株価で調べると色々な情報が出てきますが、一説には、60%の確率で次の日も株価が上がる様です。ただ、上がるといっても一時的に株価が前日を上回り、終値は前日を下回る場合も含まれていると思います。

普通に考えれば、特に大きな材料もなく株価がストップ高になったなら、次の日は適正株価に戻るために株価が下がるのは理解出来るのですが、ストップ高を味わうと理性がなくなり、自分に都合のよい思考に陥ってしまいます。


含み損、60,000円!ストップ高の次の日は危険かも


私はアイサンテクノロジー(4667)でストップ高をはじめて味わいました。ストップ高は元々の株価によりストップになる株価が決まり、アイサンテクノロジーは前日6470円が終値だったので7470円がストップ高でした。

ストップ高の日は早々に利益確定したので60,000円しか儲からなかったのですが、株初心者の私には十分な金額でした。

利益確定に気が大きくなり、明日も株価が上がると勝手に思い込み、ストップ高で再度買い直しをしました。
ストップ高でも売りが多くなってくると再び、取引が出来る様になり買う事が出来ます。

大幅利益確定で気が大きくなったのが、危険な取引のはじまりだったのかもしれません。


ストップ高の次の日は高値は一時、下がりまくり!


ウキウキでストップ高の次の日を迎えたのですが、8時過ぎからの気配値からすでに怪しい感じ。いざ、9時になると前日終値7470円から大きく値振れして、一時的的に7620円の高値を付けました。

「こりゃ、今日もストップ高かな。」

呑気にしていると、昼の後場からは下がる一方に。

「ひぇ、含み損がマイナス60,000円になってしまった!」

さすがに前日の利益が0になってしまう損切りは出来ずに塩漬け覚悟で放置をする事に。


結局、ストップ高の次の日の終値は7220円。ストップ高の7470円よりマイナス250円となってしまいました。


ストップ高の次の日は早めの利益確定、損切りが大事


結果からも分かるように、ストップ高の次の日は余程の好材料がなければ、連日ストップ高は期待出来ないので早めの利益確定、損切りが大事ですね。
私もプラスで利益確定をするチャンスはあったのですが、欲張って含み損が膨らんでしまいました。

ストップ高が連日繰り返す可能性もあるのかもしれませんが、私のような株初心者はストップ高をした銘柄には手を出さない方が賢明です。


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